当院の治療コンセプト
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痛み・通院回数の少ない治療を実施しています
痔でお悩みであるにもかかわらず、「病院へ行くのには抵抗がある」という方の多くは、治療時の痛みや不快感を心配されているものと思われます。また、お仕事などが忙しくて、なかなか通院できないという方もいらっしゃるでしょう。神戸市中央区・新神戸駅を最寄り駅とする当院では、院長が救急医療に携わった実績・経験をもとに、「痛みの少ない治療」「通院回数の少ない効率的な治療」を心がけています。
当院の5つの治療コンセプト
痛みの少ない治療
治療にともなう痛みを軽減するためには、鎮痛薬が必要となる場合がありますが、その時、患者様に応じていかに適切なものを選択するかが重要となります。当院では院長が豊富な経験・実績をもとに、適切な鎮痛薬を選択して痛みの軽減をはかります。
迅速かつ的確な治療
迅速かつ的確に患部の状態を把握して、治療にかかる時間を短縮することは、痛みの軽減だけでなく、治療効果の向上にも繋がります。
効率的な治療
患者様の通院にともなう負担を少しでも軽減するために、当院では効率の良い治療を実施することで、治癒までの通院回数を減らすように努めています。
生活に支障をきたさない治療
痔の治療では、患部を徹底的に治療し、症状を改善させることも大切ですが、肛門の機能を維持し、治療中の生活に支障をきたさないようにすることも重要であると考えています。
痔の原因にアプローチした根本的な治療
症状を改善させるだけでなく、痔の原因となることが多い排便習慣や、毎日の食事などの生活習慣の見直しやアドバイスを行うことで、痔を根本から治療するように心がけています。
あなたの便はどんな状態ですか?
痔などの肛門の病気でお越しになった患者様には、排便習慣をお伺いするとともに、毎日の便の状態についても詳しく確認するようにしています。その際には「ブリストル便性状スケール」を用いて、患者様にもご自身の便がどんな状態、考えられるリスクなどについて把握して頂くようにしています。
ブリストル便性状スケール
「ブリストル便性状スケール」とは、1997年にブリストル大学(英国)のKen Heaton博士が提唱した、便を形状や硬さなどによって7段階に分類した指標です。下痢や便秘などの診断のほか、患者様の健康状態の把握にも役立てることができます。
ブリストルスケール1(コロコロ便)
硬くてコロコロとした、兎糞状の便です。
ブリストルスケール2(硬い便)
コロコロとした便がソーセージ状に固まった、硬い便です。
ブリストルスケール3(やや硬い便)
表面にひび割れのある、ソーセージ状に固まった便です。
ブリストルスケール4(普通便)
表面が滑らかで、ソーセージ状あるいはとぐろを巻いた軟らかい便です。
ブリストルスケール5(やや軟らかい便)
表面にしわのある、半固形状の軟らかい便です。
ブリストルスケール6(泥状の便)
形のはっきりしない泥状の便です。
ブリストルスケール7(水様便)
固形物を含まない、液体状の便です。
一般的に、ブリストルスコア1~2が「便秘の便」、3~5が「正常の便」、6~7が「下痢の便」と区分され、便秘・下痢の方の便が3~5に近づいた場合には、症状が改善されたとみなされます。
ブリストルスケール3~5の便を目指しましょう
「ブリストル便性状スケール」では、ブリストルスケール3~5が「正常な便」と区分されます。これは、強くいきまなくても出すことのできる便です。痔にかかる方の多くは便秘・下痢、つまり便の性状がブリストルスケール1~2、あるいは6~7の状態にあります。これは、毎日の食事や過度な飲酒など、生活習慣が大きく関わっているものと思われますので、生活習慣を見直して、ブリストルスケール3~5の便(歯磨き剤のような滑らかで軟らかい便)を目指すようにしましょう。